徒然チカ

思いつくままにダラダラと

5年経ちました

あの日から5年が経ちました。
5年前の今日、2/8にうつ病と診断されその場で休職の診断書を出されました。

あっという間に5年経ってしまい、今の自分を振り返って、
この5年間はなんだったのだろうか、全く成長出来ていない自分に愕然とします。
5年前のあの日から時が止まって、人間として成長出来ていないな、と。
ずっと足踏みしている自分が歯痒いのと同時に、一歩を踏み出すのが怖い生来の性格が現れ、情けない限りです。

この5年間の間に身内に不幸が続いたり、両親の病気だったり、で精神的に落ち着かなかった、というのも、自分への言い訳なのではないか、と。
焦って社会復帰を急いだが為に、悪化してしまったのも、自分の弱さの現れな気がして仕方がないのです。

5年前のあの時に、一旦人間関係もリセットしました。
弱っていた時期に元同期から某●ム●ィの勧誘に遭い、それを上手く断れないでいたので、フェードアウトしたようなものです。
今でも会う友人はそんな時でも信頼出来ると思えた人だけ、連絡を時々取って今に至ります。

でも、正直、同世代の友人に会うのは苦しい時もあります。
友人達は会社でキャリアを築いているか、結婚して子どもを育てているか。
友人達と会うと、自分が如何に成長していないのか、25歳で時を止めてしまっているのか痛感させられます。
私が社会に貢献している事ってなんだろう?お金を使う事位しか思いつかない位です。


前職の仕事柄、接客業サービス業に関してはどうしても観察してしまってイライラしてしまう事があります。
バイトちゃんと思しき子の対応にイライラして働いてお給料を貰うという事はどういう事なのか考えて欲しい、とも。

でも、Twitterで学生さんに言われた事があります。
もう随分前に言われたのに未だに胸につっかえている案件で。
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(載せてしまった方が早いのでごめんなさいね)

あぁ、他の人には、私はこう見られているんだな、と実感しました。とても苦しかった。
私の存在理由とは何だろうか、と。
自分の立場が故に意見する事は許されない。自分に甘えるな、と。

自分に甘過ぎるから、未だに足踏みしてるのだと思います。
やっと最近減薬していっている状態です。
長い事、薬に頼りすぎて、「うつ病」という病気に逃げていたのかもしれません。


そもそも、「うつ病」ってなんだろう?と考える時があります。
きちんとした定義もないし(多分)、細かく見ると沢山の病気があって、症例も十人十色で。
お医者様が「うつ病」です、と言えば「うつ病」なのだと。
でもお医者様も、診断書を書くために「うつ病」と書くけれど、面と向かってあなたはうつ病です、と言われた事はおそらくないです。
とても、デリケートな病気なのだろうな、と思います。
軽々しく「私、うつ病なんだ〜」とは間違っても言えません。
それこそ病気に甘えて逃げていないか?と自分に問いかけます。


5年という区切り、と言うことで、このエントリーを書いてみました。
考えも気持ちも纏まらないです。
早く社会復帰して、生活を取り戻したいものの、怖くて踏み出せない幼子の自分がいて。

逃げてばかりの人生、そろそろ前向きに踏み出したいです。少しでも。


(あくまで個人の記録で、他のうつ病患者さんは私とは症例も合わないと思うので、別個で受け取ってください。私は、私。)

5年前の経緯はtumblerに書いてあるのですが、気が向いたらこちらにも記載します。